単位取得可能な講義が全国27校で実施決定
SMBCコンシューマーファイナンスは、SMBCグループ各社や地方金融機関と連携し、金融経済をテーマにした単位取得型の講義を全国の大学で順次開講する。2025年4月以降、前年よりも拡大した15都道府県・27大学で実施される予定だ。2022年に北海道大学で初めて開始されたこの取り組みは、年々その規模を広げている。
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幅広い講師陣が多様な視点から講義を展開
金融分野の教育には、メガバンクのグループ会社だけでなく、地域で活動する金融機関や市場管理機関、調査研究を行う団体、さらには治安維持に携わる組織の関係者などが関わっている。それぞれ異なる立場と専門性を持つ講師によって、学生たちは金融の実態をさまざまな角度から学ぶことができる。
新規参加校も多数、教育機会がさらに拡充
今回、新たに加わった大学は13校にのぼり、桜美林大学、大阪経済法科大学、鹿児島大学、東北大学などが名を連ねる。これにより、講義対象となる学生の範囲が広がり、より多くの若者が実践的な金融知識を習得する機会が提供されることとなる。
対面とオンラインの併用で柔軟な受講を実現
講義は原則として対面で行われるが、一部ではオンライン形式も取り入れられ、学生の生活スタイルや環境に応じた柔軟な受講が可能となっている。大学ごとに内容や講師が異なるため、地域特性や大学のニーズに応じたカリキュラムが構成されている点も特徴だ。
若年層の金融知識向上を支援する継続施策
SMBCグループは、安心して暮らせる社会の実現に向けて、世代を問わず金融経済教育に力を入れている。今回の大学向け講義もその一環であり、若年層に対する長期的なリテラシー向上施策として位置付けられている。