日経平均下落もTOPIX高水準、市場の二面性鮮明に

浅川 涼花
经过
読了目安: 5 分

株式市場で交錯する売りと買い

5日の東京市場では、日経平均株価が続落した一方、TOPIXは取引時間中に過去最高値を付けるなど、指数ごとに異なる動きが見られた。米国市場の流れを引き継いだ売り圧力がある中でも、買いが入る銘柄は少なくなかった。

海外市場の影響が重荷に

前日の米国株式市場でハイテク株が下落したことを受け、東京市場でも関連銘柄に売りが先行した。韓国株式市場の下落も重なり、投資家はリスク回避姿勢を強めた。日経平均は上昇する場面を挟みながらも、最終的には下落して取引を終えた。

決算内容が銘柄選別を促進

市場全体が不安定な中でも、好決算を発表した企業には買いが集まった。金融、小売、医薬品などでは上昇率の高い銘柄が見られ、業績を重視する動きが鮮明となった。指数下落局面でも、個別物色が市場を下支えした。

売買動向から見る市場の広がり

東証プライム市場では、値上がり銘柄数が値下がりを上回り、売買代金も高水準を維持した。業種別では医薬品や不動産関連が堅調だった一方、銀行や非鉄金属などは軟調に推移した。

指数の違いが映す投資環境

TOPIXが高値圏を維持している背景には、幅広い銘柄への資金流入がある。日経平均とTOPIXの動きの差は、特定分野への依存度の違いを浮き彫りにした。市場は不安定さを抱えつつも、底堅さを残した状態にある。

この記事をシェア