仮想通貨安とIT売りが重なりNY市場が大幅調整

市原 陽葵
经过
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米株主要指数が軒並みマイナス

5日の米国株式市場では、ニューヨーク証券取引所で主要指数が軒並み下落した。ダウ工業株30種平均は592ドル超下げて取引を終了し、前日までの上昇分を吐き出す形となった。市場全体に慎重姿勢が広がった。

ナスダックも3日続落

ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は363.99ポイント安の22,540.59となり、3営業日連続の下落となった。IT関連株への売りが続き、指数全体の重しとなった。

大型AI投資発表が相場を揺らす

相場変動の要因の一つは、アルファベットによるAI分野への大規模な設備投資発表だ。市場ではAI技術の将来性を評価する声がある一方、投資額の膨張が利益を圧迫するとの見方が広がった。これがIT株全体の調整につながった。

仮想通貨安が株式市場に波及

ビットコイン価格の急落は、株式市場の不安定さを一段と強めた。リスク資産への投資姿勢が後退する中、株式と暗号資産の値動きが同時に弱含む展開となった。投資家は安全資産志向を強めた。

個別銘柄で動向に差が生じる

個別ではセールスフォースやユナイテッドヘルスが売られた一方、コカ・コーラには買いが入った。ITや成長株から、比較的業績が安定した銘柄へ資金が移動する動きが確認された。市場は引き続きAI投資の動向と収益性を注視している。

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