維新が閣内協力へ転換 連立の枠組み強化

浅川 涼花
经过
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衆院選後の連立確認と要請

衆院選の結果を受け、高市早苗首相と日本維新の会の吉村洋文代表は2月9日、国会内で会談し、自民・維新両党による連立体制を維持する方針を確認した。会談後、同日夜に首相から電話があり、次の内閣改造時に閣内へ参加するよう正式な打診があった。吉村氏は10日、大阪市で記者団に対し要請を受けた事実を明らかにした。

閣内入りに前向きな姿勢示す

吉村氏は、連立政権の中でより積極的な役割を果たす必要があるとの認識を示した。これまで維新は閣僚を出さない形で政権運営を支えてきたが、政策推進の観点から閣内に入ることが適切との考えを示した。最終的な対応は党の常任役員会などで意見を聴取したうえで決定するとしている。

内閣改造の時期が焦点に

閣僚を送り出す具体的な時期については、第2次高市内閣の発足時ではなく、その後の改造局面になるとの見通しが示された。政府関係者は、秋ごろに想定される内閣改造に合わせて維新が閣内協力へ移行するとの認識を示している。ポストの詳細については現時点で言及されていない。

第2次高市内閣の発足日程

政府は2月18日に特別国会を召集する方針で、衆参両院で首相指名選挙を実施する。これにより第2次高市内閣が発足する見込みである。首相は8日のテレビ東京番組で、現段階での閣僚変更は想定していないと説明している。

連立運営の新段階へ

維新が閣内協力に踏み出せば、連立の枠組みは新たな段階に入る。これまでの閣外協力から、政策決定の場で直接責任を担う体制へと変わることになる。今後は党内手続きを経て正式決定される見通しで、政権運営の在り方が注目される。

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