年度内成立巡り国会攻防 2026年度予算案で与野党対立

浅川 涼花
经过
読了目安: 7 分

2026年度予算案審議の重要局面

政府が提出した2026年度予算案を巡り、国会の審議が最終段階に入っている。高市早苗首相は年度内成立を目指す姿勢を示しており、与党は衆院での採決日程を具体化している。
しかし野党は審議が十分ではないとして反発しており、予算案を巡る議論は緊張感を増している。国会では審議時間と採決日程を巡る攻防が続いている。

野党は審議拡大を求め抵抗

野党は、現在の審議時間では政策内容の検証が不十分だと指摘している。近年の予算審議では80時間程度が一般的であるのに対し、今回の審議時間はそれを大きく下回る見通しとなっている。
そのため野党は質疑の追加や集中審議の回数増加を求め、徹底した議論が必要だと主張している。与党が採決を急げば、強い反発が起きるとの見方が広がっている。

与党は衆院通過へ国会運営加速

これに対し与党は、予算案を13日に衆院で可決させる方針を維持している。予算委員会での締めくくり質疑を経て、本会議での採決を行い、参院へ送る段取りを想定している。
与党側は質疑時間の配分などを調整しながら、早期採決に向けた準備を進めている。衆院通過を実現することが、年度内成立への最初の関門と位置付けられている。

参院では与党過半数割れ続く

衆院を通過した後は参院での審議が行われるが、ここでも政治状況は複雑である。参院では与党が過半数を確保していないため、野党の協力が重要となる。
特に国民民主党などの対応が焦点とされており、賛否の動向が予算成立の行方を左右する可能性がある。参院審議の日程も、衆院通過の時期によって大きく影響を受ける。

暫定予算の議論も浮上

予算成立が年度を越える場合に備え、暫定予算の議論も浮上している。暫定予算は必要最小限の支出のみを認める措置であり、行政運営を維持するために編成される。
政府側は年度内成立を優先しているが、審議が停滞した場合には暫定予算の検討が避けられないとの見方もある。国会の議論は、予算成立の時期を巡って今後も続く見通しである。

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