日本とトルコが連携強化 イラン情勢巡る外相協議の詳細

嶋田 拓磨
经过

日本外相とトルコ外相が電話会談実施

2026年4月1日夜、日本の茂木敏充外相はトルコのフィダン外相と電話で意見交換を行った。会談は約20分間にわたり、緊張が続く中東情勢への対応が主な議題となった。
双方は、地域の不安定化を防ぐためには各国が緊密に連絡を取り合うことが不可欠であるとの認識を共有した。また、日本側は現状に関する情報交換を重ねることが重要との考えを示した。

トルコの仲介活動に日本側が評価表明

会談では、トルコがパキスタンなど複数の国と協力し、対話による解決を目指して取り組んでいる点が取り上げられた。日本側は、こうした外交活動が地域の安定に資するものであるとして、その努力を評価する姿勢を示した。
これに対しトルコ側は、武力ではなく対話を通じて問題を解決することが国際社会全体の利益につながるとの考えを示し、日本と協力していく意向を伝えた。

早期沈静化へ意思疎通継続を確認

両外相は、現在の情勢が長期化すれば地域の安全や経済活動に影響が及ぶ可能性があるとの認識を共有した。そのうえで、緊張の拡大を防ぐためには継続的な意思疎通が不可欠であると確認した。
今後も電話会談などを通じて情報共有を続け、状況の変化に応じて対応を調整していく方針で一致した。

クウェート外相とも別途電話協議

同日、茂木外相はクウェートのジャッラーハ外相とも電話で協議を行った。日本人の安全確保や出国支援への対応について、クウェート側が協力していることに対し、日本側は謝意を示した。
また、引き続き在留邦人の安全確保を最優先課題として取り組むことが重要であるとの考えが共有された。

中東安定とエネルギー供給確保で一致

日本とクウェートの外相は、中東地域の安定が国際的なエネルギー供給の維持にとって重要であるとの認識を共有した。さらに、ホルムズ海峡を含む航路の安全確保が地域の経済活動に与える影響についても意見が交わされた。
両国は、情勢の早期沈静化に向けて引き続き協力関係を維持し、地域の安定に貢献していく方針を確認した。

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