リンナイの浴室乾燥機に関するリコール発表

Maki
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リンナイ、浴室乾燥機のリコールを発表

リンナイは2025年4月15日、過去に製造した浴室暖房乾燥機に対するリコールを発表した。リコール対象となるのは、2003年8月から2020年8月までに製造された37万2,398台で、経年劣化により発火する恐れがあるという。修理は、発火防止のために制御基板を取り付けることによって行われる。

発火の原因と過去の火災事例

リンナイによると、発火の原因は、温風を浴室内に循環させるファンモーター内部のリード線引き出し部が腐食し、発火する危険性があることに起因している。特に、2019年から2023年にかけて愛知県、千葉県、兵庫県で発生した7件の火災は、これが原因である可能性が高い。火災には家屋全焼を含むケースも報告されており、深刻な問題となっている。

対象製品と販売ブランド

リコール対象の製品は、リンナイの他に、東邦ガス、東京ガス、大阪ガスなどのブランドでも販売されている。これらの企業は、リンナイと提携して製品を供給していたため、同様の問題が発生している可能性がある。

修理の受付方法と対応

リコール対象となる製品の修理は、インターネットを通じて15日から受付を開始し、17日からはフリーダイヤルでも受け付ける。リンナイは、早急に対応することで、消費者の安全を確保することを約束している。また、修理は無償で行われる。

リコールの影響と企業の対応

リンナイは、今回のリコールによる影響を最小限に抑えるため、積極的な対応を行っている。企業はリコールに伴う消費者の不安を軽減するために、迅速な修理体制を整備しており、被害拡大の防止に努めている。消費者の信頼を守るため、再発防止策を講じる必要がある。

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