戦没者への祈りを捧げた西村元経産相
自民党の西村康稔元経済産業相は8月13日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝し、私費で玉串料を納めた。参拝後には、戦没者の安息を祈り、日本の平和と繁栄に尽力する決意を改めて示した。
終戦の日を前に恒例の参拝を実施
西村氏は毎年この時期に靖国神社を訪れており、今回も15日の「終戦の日」を前に参拝を行った。例年通りの訪問であるが、今年は国内外の情勢が大きく揺れる中での参拝となった。
国際情勢を踏まえた将来への思索
記者団に対し、西村氏は「この夏は国際情勢にも思いをはせながら、日本の将来について静かな環境で考えたい」と語った。外交や安全保障を含む幅広い課題への関心を示し、行動の指針を練る姿勢を見せた。
自民党内の総裁選議論に言及
参院選敗北を受け、自民党内では臨時の総裁選挙を前倒しで行うべきか否かの議論が進んでいる。西村氏は先月、自身のSNSで前倒しの必要性を示しており、今回も党の今後の在り方を慎重に見極める姿勢を示した。
閣僚経験者の参拝動向に注目
15日には、現職閣僚や与党所属議員が靖国神社を訪れるかどうかが焦点となる。昨年は岸田内閣の閣僚3名が参拝しており、今年の動向も国内外から注視されている。