列車内で複数の刺傷被害が発生したことが判明
11月1日夜、英南東部を走行中の列車内において、複数の乗客が刃物で刺される重大な事件が発生した。被害者は少なくとも11人に上り、そのうち5人は既に退院した。一方、刺傷を制止しようとした鉄道従業員は重体ながら安定した容体であると報じられた。
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英国籍の32歳男が殺人未遂罪で訴追されたことを運輸省が発表
事件を受け、英国警察は3日、英国籍の32歳男性を「殺人未遂」などの容疑で訴追したと発表した。警察によれば、被告は列車内で犯行に及び、他の逮捕者は2日までに釈放された。動機の解明が現在も進められている。
列車の運転士と迅速な現場対応が被害拡大を防いだ可能性
事件が発生した列車は中部のドンカスター発ロンドン行きで、午後7時40分頃に通報があった。運転士の判断により通過予定だったハンティンドン駅で緊急停車し、速やかに警察官らが車内に駆けつけた。地元報道によれば、運転士はイラク戦争に派遣された経験を持つ退役軍人であったという。
テロの可能性は現段階で排除されたと警察が説明
当局は今回の事件について、テロ事件を示す証拠は現時点でないと発表している。また、容疑者は対テロ部門で既知ではない人物であると運輸相が述べた。捜査は犯行動機や前歴の確認に重点が置かれている。
鉄道利用者の安全意識に与える影響と今後の課題が浮上
この種の列車内での刺傷事件は、公共交通機関における安全対策の重要性を改めて浮き彫りにした。運輸省では、金属探知機の設置は実用的でないとしつつも、駅および列車内における警備体制の見直しを進める方針である。利用者からは「いつも通りの通勤・移動が突然危険に変わり得る」という声も上がっており、鉄道事業者・警察双方にとって対応が急務となっている。