市場参加者減少で様子見姿勢が拡大
23日の東京株式市場では、海外勢のクリスマス休暇入りを背景に売買参加者が減少した。日経平均は寄り付き後に下落する場面もあったが、終日を通じて前日終値を挟んだ小動きにとどまった。明確な売買材料が乏しく、積極的な取引は控えられた。
金利低下が相場全体を下支え
指数寄与度の高い半導体関連株には利益確定売りが先行したが、国内金利の低下が株式全体の評価を支えた。指数は上下に振れながらも底堅さを保ち、値幅は限定的だった。市場では地合い自体は崩れていないとの見方が広がった。
業種別では空運や医薬品が上昇
東証33業種のうち、空運、医薬品、証券など多くの業種が上昇した。一方で、非鉄金属や輸送用機器は下落し、業種間の動きに差が出た。内需系と外需系の明暗が分かれる構図となった。
主力株は高安まちまちの展開
主力株では、ハイテク関連が軟調となる一方、サービスやエンターテインメント関連は比較的堅調だった。個別銘柄の動きは分散し、指数を大きく押し上げる動きは見られなかった。
年末相場への期待を残す展開
売買代金は低水準にとどまったものの、市場関係者の間では年末特有の相場上昇への期待も残っている。方向感は乏しいながらも、全体としては落ち着いた推移となった。