米株高を追い風に東証大発会で株価急伸

浅川 涼花
经过
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年初取引で市場が強含む展開

2026年最初の取引となった5日の東京株式市場では、株価が大きく上昇した。日経平均株価は前年末から1493円32銭上げ、終値は5万1832円80銭となった。約2カ月ぶりの高水準での取引終了となり、年初から強い相場展開を示した。上昇幅は取引時間中に一時1600円を超える場面もあった。

米国市場の上昇が投資心理を刺激

年明けの米国株式市場でAI関連や半導体株が堅調に推移したことが、日本市場にも波及した。米連邦準備制度理事会が金融緩和的な姿勢を維持するとの見方が広がり、投資家心理を下支えした。これを受け、東京市場でもリスク選好の動きが強まった。

半導体と輸出関連が相場を主導

個別銘柄では、ソフトバンクグループやアドバンテスト、東京エレクトロンなど、指数への影響が大きい半導体関連株が上昇した。為替市場での円安基調も追い風となり、機械などの輸出関連株にも買いが広がった。

原油・地政学リスクは限定的

米国によるベネズエラ攻撃を巡る報道があったものの、原油先物市場に大きな混乱は見られなかった。エネルギー価格の安定を背景に、日本株への影響は限定的にとどまった。市場ではリスク要因よりも好材料が意識された。

市場全体で上昇基調が鮮明

東証株価指数(TOPIX)は68.55ポイント高の3477.52で取引を終え、終値として過去最高を更新した。出来高は22億2556万株と活発な商いとなり、市場全体に買いが広がったことを示した。

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