米国市場の上昇が投資心理を押し上げ
6日の東京株式市場は、前日の米国株式市場の上昇を受けて買いが先行した。特にエネルギー関連株が米市場で上昇した流れが東京市場にも波及し、相場全体の地合いを強めた。
米国では、ドナルド・トランプ大統領がベネズエラの石油インフラを巡る方針に言及したことを背景に、関連銘柄への期待が高まっていた。
終値ベースで約2カ月ぶりの最高値
この流れを受け、日経平均株価は取引開始から上昇基調を維持し、終値は5万2518円08銭と、過去最高値を更新した。高値圏ではもみ合いもみられたが、下押しは限定的だった。
市場では、米国株との比較で日本株の評価水準が意識され、資金流入が続いたとの見方が示された。
エネルギーとAI関連が相場をけん引
業種別では、石油・石炭製品、鉱業などエネルギー関連が大幅高となった。加えて、AIや半導体関連株、景気敏感株への物色も活発だった。
長期金利の上昇を受け、銀行や保険といった金融株も堅調に推移し、指数を押し上げる要因となった。
利益確定売りで業種間に温度差
前日に大幅上昇した反動から、利益確定売りに押される銘柄もみられた。市場関係者からは、指数上昇が続く局面ではポジション調整の売りが出やすいとの指摘もあった。
そのため、同じ業種内でも上昇と下落が分かれる展開となった。
市場全体では上昇銘柄が大勢
TOPIXは3538.44ポイントと取引時間中および終値で最高値を更新した。売買代金は約6兆2015億円に達し、東証プライム市場では上昇銘柄が全体の約84%を占めた。
指数面では力強さが維持され、市場全体としては買い優勢の1日となった。