任天堂が新作アニメ映画の詳細を発表
任天堂は2025年9月12日、新作アニメ映画のタイトルを「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」とすることを明らかにした。公開日は米国で2026年4月3日、日本では同月24日に設定されている。発表は「ニンテンドーダイレクト」で行われ、ティザー映像も公開された。
前作の大ヒットが続編制作を後押し
2023年に公開された「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は、全世界で13億6,000万ドルの興行収入を記録した。これはゲームを原作とする映画の中で過去最高の数字であり、その成功が続編制作の大きな原動力となった。
声優陣の豪華ラインナップ継続
マリオ役のクリス・プラット、ピーチ姫役のアニャ・テイラー＝ジョイ、ルイージ役のチャーリー・デイ、クッパ役のジャック・ブラックら、前作を支えた豪華な声優陣が再登場する。さらにキノピオを演じるキーガン＝マイケル・キーやカメック役のケビン・マイケル・リチャードソンも続投し、ファンの期待を高めている。
制作陣には宮本氏とメレダンドリ氏
制作は「ミニオンズ」で知られるイルミネーションが担当する。共同プロデューサーには任天堂フェローの宮本茂氏とイルミネーション代表のクリス・メレダンドリ氏が名を連ね、世界的なヒットを狙う布陣が整えられている。
任天堂映画事業の広がりが注目
任天堂は映画分野の展開を強化しており、ソニー・ピクチャーズと組んだ「ゼルダの伝説」映画の制作も進行中だ。2027年3月26日には公開予定とされ、今回のマリオ新作と並んで同社の映像戦略の柱になるとみられている。