補正予算案に賛成広がる 政策協議が成立後押し

嶋田 拓磨
经过
読了目安: 5 分

予算案を巡る各党の対応が分岐

2025年度補正予算案を巡り、各党の対応が焦点となっている。国会では参議院での審議が続き、与党は早期成立を目指す一方、野党側の動向が採決の行方を左右する状況だ。こうした中、賛否を巡る動きに変化が出ている。

チームみらいが賛成方針を表明

チームみらいの安野党首は、自民党との政策協議が合意に至ったことを受け、補正予算案に賛成する方針を明らかにした。国会内で自民党側と意見交換を行い、協力関係を確認したという。これにより、予算案成立に向けた環境が整いつつある。

子育て支援など政策面での合意

両党は、子育て支援の充実に向けた協議の場を設けることなど、複数の政策項目で合意した。加えて、政治資金の透明化を目的としたソフトウエアの活用についても党内で周知する方針が確認された。政策協力が賛成判断の根拠となった。

是々非々を貫く姿勢を強調

安野党首は、今回の協力は補正予算案に限定したものであり、今後も自民党とは是々非々の立場で向き合う考えを示した。恒常的な連携ではなく、個別政策ごとに判断する姿勢を明確にしている。政治的距離感を保つ意図がうかがえる。

予算成立に向けた影響と見通し

チームみらいの賛成表明により、補正予算案は成立に近づいたとの見方が広がっている。与党は参院での採決を経て、会期内成立を図る構えだ。政策合意を背景とした賛成の広がりが、国会運営に一定の影響を与えそうだ。

この記事をシェア